投資スタイルと、今年の振り返り(2012)

投資を開始をしたのは、2007年くらいから。
理由は、社会人になって給料がたまりだしたから。
そして家を買うつもりがないが、銀行に現金を塩漬けするのはもったいないと考えたから。

投資を開始するにあたって自分の中で基本ルールを決めた。

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(1) 個別銘柄はやらない(インデックスのみ)。
(2) 資金の半分は給料天引きの積み立て。
(3) 資産は、(国内,先進国,新興国)x(株,債券,リート)+コモディティで分散。
(4) とにかく突っ込む、でも小額から!
(5) 機会損失に気をつける(現金を必ず残す!)。

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今でもこの5つが中心であるが、これまでの経験から思うことは、

(1) 結局、「株価=期待値」。
(2) 積み立て投資は「株価のオーバーシュートウォッチー」+「精神安定剤」として機能する。
(3) 株価は毎日見なくても下がった時は情報が勝手に入ってくる。
(4) 落ちてくるナイフは拾う。
(5) 情報提供型ブログより、「根拠と予想」を記載するブログが「学習上」重要。
(6) 売るタイミングが一番難しい、、、
(7) 売りのタイミングは「利益幅」と「期間」で行う。

である。

昨年は、年始に上がって夏ぐらいにぐだぐだになって年末に向けて沸騰した。完全にまぐれであるが上手く波にのれた年だった。総資産から見るとキャピタルゲインは5%を超えた上、まだ資産の半分以上を各インデックスで保持している。つくづく「期待値 => 株価」だなって思った一年でした。今は全体的にイケイケですが、イケイケの期待感がすでに株価に反映されていることを自覚し、「更に」イケイケにならないと株価のこれ以上の上昇は難しいと考えようと思う。

こまごまとしたことですが、(1)国内外リートは今年もウハウハだった。(2)外国債券って20%も上がるものなんだって思った。逆にそれだけ下がるってことも肝に銘じて、買うのはもう控えようと思った。(3)出遅れていた日本株がようやく上昇し始めて長年の忍耐がようやく報われたが、2回目の長期忍耐は避けたいので今後日本株のウェイトは、すこし下げようと思った。

今年の方針は、2007年のサブプライムショックから6年を迎えるため、長期投信のサイクルとして売りのフェーズを押し出していこうと思います。上記の経験(7)を実行しようと思う。昔は10年サイクルなんて言われてましたが、今は7年くらいなんじゃないかなって思っています。2014年が今から心配になる小心者です。株価は半年後を反映するといわれているので、夏までに今保有しているインデックスの半分を現金化しようと思う。