クラウドコンピューティング&ビジネスに関する書籍

最近2つの書籍を読みました。

クラウド大全 第2版

クラウド大全 第2版

米国クラウドビジネス最前線

米国クラウドビジネス最前線

クラウド大全」に関しては、第1、4、8章を書いた中田敦氏の記事と、第2章の小林雅一氏の記事を読めばクラウドに関する全体の流れが把握出来て良い。最初に読むべし。逆にそれ以外の記事は、少し話しがローカルで、全体を理解した後に興味があるところをパラパラ読むぐらいで十分な気がします。

一方、「クラウドビジネス最前線」は話がかなり具体的過ぎで分量も多く、通し読みをすると疲れてしまい、何が重要なのかイマイチ理解しにくい。ただし、米国内でITに関するインキュベーションがどのように進んでいるのか、その背景や関わっているプレイヤー、そのマインドをなんとなく感じることが出来た点は凄くよかったです。どっちかっていうとこっちの方が”大全”って感じで辞書引きのようにして使うのがまずはいいかも。