浦和レッズ vs 鹿島アントラーズ

家族で鹿島サッカースタジアムに行きました。

息子が興味を示さず、勝手に遊びだしたので観戦に全く集中出来ませんでした。それでも、浦和の原口元気は、一際キラリと光っていました。上手いです。スピードに乗ってぐいぐい前に出てくるし、グランダーの気持ちのよいパスが出せます。見ていて楽しい選手です。さすが若くして日本代表に呼ばれるだけはあるなーっと見ていました。

後は、柏木陽介。彼もミドルの何気ないパスが結構上手かったりして、時々おっと思いました。全体的に、鹿島の選手よりも浦和の選手の方がテクニカルで優れている気がしました。今の順位に甘んじているのは、単純にチームとしての完成度(戦術の理解度)だけだと思います。今期もう少し修行すれば、来年は化ける気がします。

化けるには、中盤の構成がもう少し改善しないといけないです。それには、柏木陽介のもう一段の成長が必要だと思いました。いろんな面で優れている選手ですが、敢えて課題を挙げるとすれば、オフザボールの時に、足が止まっている点だと思います。ちらちら周りを見ながら、ミドルスピードで常に状況にあったポジショニングを繰りかえすことが90分出来るようになれば少なくとも、「浦和に柏木陽介あり」、というレベルに到達できると思いました。

浦和の27番も上手いなーっと思いました。帰宅後ネットでみたら、プラチナ世代小島秀仁でした。もっと良く見ておけばよかった。鹿島の大迫勇也もいいです。さすが興梠慎三を差し置いて出場しているだけの選手だと思いました。ゴール前での迫力、精度、ポストプレーに磨きがかかれば、A代表も狙える気がします(前田遼一を超えてくれ)。

試合全体の感想をいうと、後半は攻守の切り替えが早く楽しい試合でした。やっぱり生観戦はいいなーっとつくづく思いました。時間があったらまた見に行きたいけど、今の息子とは絶対一緒に行きたくない、、、とも思いました。