日本代表 vs メキシコ @コンフィデ

2点取られたのがすべでです。90分の中でどうしても集中できていない時間(2点目は仕方ないと思うが)が出来てしまうことが問題ですが、これは改善出来ることだと信じてます。

あと、今日初めて3、4、3のシステムの使い道がなんとなくわかった気がする。それは良かった点かな。三戦全敗。結果は良くないけれど、どの試合もいろんな事が心に刻まれた試合ばかりで、メキシコ戦も消化試合で終わるより、最後まで課題が出たこと、チャレンジが出来たことがあって本当に良かったです。

ただ、もっとも悔いるのはブラジル戦で「チャレンジ出来なかったこと」です。圧倒しにくる相手に対して、それを一歩牽制するような強引なチャレンジ(リスクを取って攻撃を仕掛け、相手にあまり攻め過ぎると危ないかもって思わせること)が出来なかったことです。

ポイントは、慢心なく、本気で強豪国が日本に挑んで来たときに、イタリアやメキシコで示した時のような「チャレンジ」が再度出来るかどうかがです。ある程度のチャレンジは通用することは分かりました。(今言っても仕方ないですが)ブラジル戦で、チャレンジが出来て、少しの時間帯でも押し返すことが”意図的”に出来ていたら、その時間をいつ作るのか、どうやって長く維持するのか、そのためにどのように耐えるのか、次回(W杯本番で)戦うための戦術、戦略が立てられる。

でも、「チャレンジ出来できた時間がゼロ」では、そもそもチャレンジが通用するのかわからず、今後のプランが立てにくい、、、(そのおかげで、コンディションがほぼ完ぺきに近いあのブラジルに勝てるイメージを全く作れることができない、、、)。

これが、今回のコンフィデで一番で最も悪かった点、W杯に向けて不安を残す点だったと思います。善戦したことで、きっと、次に戦うイタリア、メキシコ、最近対戦したフランスなんかは、完全に日本を警戒して戦いに挑んでくると思う。これは、コンフィデで得た日本の成果であり、また、W杯で結果を残すという目標に対して、”負の成果”になったとも思っている。もはや「ビックリ」は通じない。

日本が新たなステージに立ったことだけは確かですが!!