日本代表 vs メキシコ@U23オリンピック準決勝

負けた、、、

個々の選手のコンディションがベストではなかったです。簡単なミスが結構ありました。前半の途中まで凄くよかったのですが、メキシコのプレッシャーに少しずつ負けてしまいました。

メキシコは、前回の親善試合よりも更に完成度を上げていました。サイドが本当に強烈。決勝に行くにふさわしいチームだと思います。悔しいですが、いいチームに負けたのでそこは素直に認めます。

たぶん、メキシコはブラジルにも勝つと思います。
ちょっと厳しいですが、今後の成長も期待してあまり良くなかった選手について。

酒井宏樹 常にプレーは冷静であってほしいです。メンタル面の成長が必要です。
扇原貴宏 ロングフィードの精度、トラップの精度がイマイチでした。荒削りなプレーが、荒々しいが繊細なメキシコの選手に狙われてました。
永井謙佑 清武−永井のホットラインは消したメキシコの守備も上手かったがそれ以上に、コンディションがこれまでの試合で一番悪かった。

世界を知らない世代だといわれましたが、今回の経験はそれを取り戻すのに十分な経験だったと思います。個々の選手は、メキシコの選手のように

(1)止める、蹴るの基本スキル、
(2)激しい玉際、
(3)マークを剥がす動き出しの速さ、
(4)緩急のつけ方、
(5)攻守の切り替えの早さ

を今から少しずつ伸ばしていって、フル代表に一人でも多く入って更に成長していってほしいと思います。キングカズが言ったように結局最後は1対1なのです、サッカーは。

その点で、大津祐樹は凄く良かった。激しいプレッシャーの中でここまでテクニックを見せることが出来る選手だとは思いませんでした。たぶん、一番評価を上げた選手ではないでしょうか。

まだ、3位決定戦があります。
今大会で築いたものに疑いの余地はありません。集大成として全てを発揮して、その勲章を形あるメダルとして持ち帰って来てほしいです。

後一試合。

最後まで応援させて頂きます。