日本代表 vs オマーン@W杯最終予選

最低限やらなければいけないことを確実に実行したって感じです。コンディションにばらつきがあるものの、日本の守備に対する意識は相当高くオマーンは全くいいところが出せませんでした。フル代表のプロ意識の高さはさすがです。

なお、この日のMVPは前田遼一です。コンディションがいいのか、前田遼一らしいプレーが随所に見られました。一緒にプレーしててやりやすいな〜って他の選手が改めて実感したのではないでしょうか。

一方で、コンディションがまだ不十分かなって感じる選手も数名いました。特に、本田圭佑岡崎慎司は、本人のイメージでは(トラップやパスで)本当はこうしたいのかなって思うプレーがいくつかありました。一時不調だった時の香川真司のプレーのようであり、別の言い方をするとこれからもっと良くなっていく可能性があるのは頼もしい限りです。

次のヨルダンも、今日のような試合運びが出来れば確実に勝ち点を取ってくれるでしょう。うーん、すばらしい。

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(余談)
W杯の予選が近づくとドーハの悲劇の話が出てくるが、これは本当に日本サッカー界の財産(良い薬)になっているなって思う。経験豊富な選手が増えて確実にレベルアップしているにもかかわらず、「油断したらやられるぞ」っていう意識が常に働くからである。(1994年の)W杯に出れなかったのが、Jリーグの勢いがあった時であったのが幸いしている。その後に本戦に出れなかった大会もあったかもしれない。Jリーグと日本代表のWの冷え込みがあったら、今の日本サッカーは存在していなかったかもしれないのである。