サッカー日本代表、いよいよW杯最終予選開始

最近、めっちゃ忙しくてブログの更新が滞っていました。仕事も一段落し、再度日本代表に注意を向けれる時間が出来た幸せを感じております。

ではでは現日本代表について。長友はインテルで活躍しているし、香川もマンUに移籍話が出ている。宮市もアーセナルに復帰するし、今の日本代表には世界のビッグクラブでプレーする選手が出てきている。本当に凄いと思う。でも、彼らがいる日本代表が、ベスト16に入った南アフリカW杯の日本代表よりも強いか? というとNo!と思う。

昔、モウリーニョがチームを作るときの方法論を語った記事を読んだ。彼は、まず縦のセンターラインで柱となるFW、MF、DFを決めることから始めると言っていた。南アフリカW杯では、守備的な構成ではあったが、本田圭佑阿部勇樹田中マルクス闘莉王中沢佑二)のはっきりしたバックボーン(ベース)があった。

今の代表はどうだろう? 長友、香川、宮市の能力を使い切れる”センターの選手”はいるのだろうか? 本田圭佑は、前回のW杯同様に柱になれるすごくいい選手の一人だと思います。でも、ザックジャパンでの役割がまだはっきりしていない気がします。FWなのか、MFなのか、それすら曖昧な気がする。

別に、トータルフットボールを目指すってのでもいいし、それはそれで日本のサッカースタイルにあっていると思います。しかし、未だチームとしてのコンセプトが曖昧でバシッと決まっていない気がする(岡田ジャパンのような割り切りがない気がする)。3−4−3がやりたい、サイドに基点を作りたいってのはなんとなくわかるけど、最終予選、本番に向けてそろそろ明確に方向(ベース)を示していかないと、、、

バルサのタッチサッカーを抑えて、レアルのダイレクトサッカーが遂に勝利した今年、何かの因果を感じるが、そもそも明確なコンセプトがないとなんとも寂しいと思う今日この頃。