バーレーン戦@U23日本代表

祝、ロンドン五輪出場です。

、、、今週は忙しくてやっとビデオで試合の内容を確認出来ました。今日の試合を見て、ようやくU23日本代表がスタートラインに立てた(チームとしてのベースが出来た)ことを確認出来ました。

山口螢扇原貴宏の両ボランチを含む最終ラインがようやく安定し、かつ、ビルドアップもそこそこ出来るようになって試合を作れるようになってきました。強豪国のハイプレッシャーをかいくぐってビルドアップ出来るようにはまだ思えませんが、オリンピックのグループリーグで厳しい試合を乗り越えれば、完成度が飛躍的に向上して決勝トーナメントでも戦えるレベルに仕上がる「可能性」を最後に示してくれました。楽しみです。

ビルドアップという点で追加で述べると、この試合の東慶悟清武弘嗣の2人にはもう少し工夫がほしかったように思えました。山口&扇原と最前線(今日の試合だと、大津祐樹)の間で貰える動きと、そこに強引にパスを通す出し手との工夫が欲しかったです。東慶悟清武弘嗣もどちらかというとゴールに近い動きのする選手ですが、もう少しもらう位置を後ろに、そして、スペースを空けてから走りこみつつ、相手ボランチの狭いスキマで貰うことにチャレンジして欲しかったです。

相手としても最終ラインの手前やボランチの間にパスを通されるのが一番されたくないプレーであり、前線のFWも必ず中を切ってくるものです。それを敢えてこじ開けるようなリスクのあるプレーを緊張感のある試合で試して欲しかったです。この仕掛けは、今のチームがオリンピックでメダルを取るために絶対必要で、チームとしてさらに1ランク上にいくための最重要課題だと思っています。

あと、個人的に更なる成長を遂げてチーム力を押し上げて欲しいと思う選手としては、、、

原口元気。僕は原口元気がもっとスーパーな選手になれると信じている。献身的であり、熱いハートをプレーで表現出来る選手はそうそういない。最後に必要なのは、いい言い方が思いつかないが敢えて言うなれば、暴力的なまでのゴールへの執着心と自尊心だと思う。クリスティアーノ・ロナウドのような選手になってほしいです。

そして、新たに加わって欲しい面子としては、、、

指宿洋史。ユーチューブでしか確認出来ないプレーを早く地上波で見たいです。大迫勇也も好きだが、センターポジションでボールを確実に収めれる選手が加わると、今のU23の攻撃レベルは、さらに1ランク上がると信じてます。セビージャでレギュラー争い出来るレベルまで上手くなっているってのは本当にすごいことです(期待度大です)。

なお、
シュツットガルトで活躍中の酒井高徳が守備力を向上させているなら、比嘉祐介のポジションを取る日も近いかもしれません。比嘉の守備は結構好きですし、センタリングの精度も高い方だと思うのですが、どうも私はサイドの選手には「躍動感」がないとワクワクしない傾向にあります。頑張っている比嘉選手には悪いのですが、ダブル酒井が見たいんです。

最後に、、、
茨田陽生レイソルでは、栗澤僚一大谷秀和という日本でも屈指のボランチとポジションを争わなくてはいけない。大変だ。でもあのボールへのプレッシング技術を見につけて、パサーとしての類まれなる才能を世界に示してほしい。次世代ガチャピンここにありと。

おまけ、、、
オーバーエイジは無用。(あっ、宮市亮を忘れてた)。