マレーシア戦@U23日本代表

山口螢は良かった。

今日はピッチの状態がイレギュラーである上、玉足が伸びやすいので、少しでもパスの位置がずれるとボールが選手の前をすり抜けることが多かったです。前半の最初は結構とまどっていたように思えました。でも、試合が進むにつれてちゃんと修正出来ていました。東慶悟原口元気はさすがです。でも、個人的にボールのトラップの仕方、その後の裁き方が一番良かったと思ったのは山口螢です。

前線に安定してパスを供給出来る存在として、今、一番はずせない選手だと思います。なお、もう一人のボランチ扇原貴宏はパスの出し手としてのセンスは相変わらず良かったのですが、トラップの仕方(ファーストタッチで置くボールの位置)と次のセカンドタッチまでの体の使い方がイマイチです。モーションがでかいというか、空白の時間があるというか、とにかくスキがある感じなんですよね、、、残念です。

他、ちまちまコメント。

(1)攻撃陣では原口元気がさすがでした。前を向こうとする貰い方とトラップ、縦への仕掛け、推進力、そしてシュートの破壊力。どのプレーも積極的な意思を感じることが出来て好感が持てました。A代表は激戦ですが、斜めにパスを貰う動き出しの質を向上すれば、割って入るだけの資質は十二分にあると思います。

(2)酒井宏樹のクロスの質は相変わらずスゴいです。クロスをあげる前に不思議と何か期待を持ってしまいます。仕掛けに対する判断もさらに良くなっている気がします。確かな成長曲線を描いている君の未来は明るい。

(3)齋藤学も悪くなかったです。でも、山田直輝が見たかった。前回のシリア戦で一番良かったと思った山田直輝が欠場だっとのが、今日一番残念だったことかね、、、


とにかく勝った。
次回は最終戦。ロンドンに連れて行ってくれ。